ネットやSNSでは、『自己啓発は意味がない』という意見がちらほら出ています。


自己啓発のおかげで、成功体験を積めた私としては、そんなことないけどなぁと言いたくなりますが(^^;)


とはいえ、自己啓発を真剣に取り組んでいるのに、思うような成果が出ない人がいるのも事実。


実は、自己啓発で思うような成果が出ないのは、『心』という要素を見落としているからなんです。


当記事にて、自己啓発の効果を高める3つの要素をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

自己啓発の効果が出ないのは心に余裕がない

自己啓発本やセミナーで一生懸命学んでいるのに、期待したような効果が得られない。


その原因となっているのは、『心の余裕』がなくなっているからなんです。


職場でのプレッシャー。


目標達成への焦りが、日常生活でのストレスをさらに増幅させ、余裕がなくなっていませんか?


効率よく仕事を進めたいと思い、本やセミナーで学んだ内容を取り入れようとしたら、上司から、


「がむしゃらに働け!」


というプレッシャーをかけられ、ストレスが溜まるばかり。


もし当てはまっているなら、まずは心の余裕を作ることが最優先。


自己啓発は『今すぐに成果を上げる魔法』ではなく、継続的に成長していくための取り組みになります。


なので、自己啓発を継続していくための基礎、『心の健康』を整えることが大切なのです。

自己啓発の効果を高める3つの要素

自己啓発の効果を高めるためにも、以下の3つの要素を意識してみてください。

心と体のメンテナンス

自己啓発の効果を高めるためには、無理をせず適度な休息を取ることが必要です。


たとえば、週末は趣味に没頭したり、散歩を取り入れる。


睡眠のリズムを大きく崩さないことで、ストレスを軽減できます。


厚生労働省の調査でも、長時間労働や睡眠不足は抑うつ状態を引き起こし、生産性を低下させてしまうことが判明しています。


以上のことから、心と体のメンテナンスは、自己啓発の効果を高めるためにも、意識しておきたい要素。

定期的な振り返りと見直し

自己啓発での学びが、目標達成にどう役立てられたかを、定期的に振り返ってみましょう。


前述の通り、自己啓発は長期的な取り組みとなります。


そのため、なかなか成果が見えなくて、『もしかして意味ないのでは?』と、疑いたくなるでしょう。


まずは、手帳や記録をまとめたノートなどを見直して、

・1年経ってどう成長したか?
・もっと改善できる点はどこか?
・実はしなくていい事あるのでは?



上記の視点で客観的に分析し、変化していること、変化していないこと。


目標設定などを見直すことで、自己啓発の進捗を確認してみてください。


頑張っているのに成長を実感できないのは、短期的な成功に、意識が向きすぎているのかもしれません。

フィードバックをもらう

もしかしたら、定期的な振り返りと見直しをしていく中で、迷いを感じてしまうかもしれませんね。


そう、自分を客観的に分析するのは難しいですから。

・今のやり方は合っている?
・この振り返りで大丈夫?
・そもそも目標設定間違えていない?



など、自分だけで考えても客観的に振り返れないと感じたら、コーチングやカウンセリングを検討してみるのはどうでしょうか?


専門家との対話を通じて、客観的かつ具体的なフィードバックをもらえるかもしれません。


例えば、ネガティブな感情に支配されている時、適切なカウンセリングを受けることで心の負担が軽減。


精神的な、健康の土台を作る助けになります。


また、プロのコーチングを受けることで、自分の目標設定や行動計画を見直す、具体的なアドバイスが得られるかもしれません。


日本では、コーチングやカウンセリングは普及し始めた段階のため、敷居が高いと感じてしまうのは無理もない。


ですが、欧米ではコーチングやカウンセリングは広く普及しています。


1人で悩むのではなく、専門家の具体的かつ客観的なフィードバックを、有効活用してみてください。

無茶な自己啓発は追い込まれるだけ

「気合と根性さえあれば何とかなる」という精神論は、令和の時代にフィットしません。


無茶な自己啓発は、かえってあなたを追い込んでいるのかも。


私も、以前はそうした自己啓発に取り組んでいました。


しかし、無理を重ねることで心身ともに疲労が蓄積。


やりたいことに取り組めない日が増え、そんな現状に罪悪感を抱いていました。


そんな経験からあなたには、自己啓発で効率的に成長するには、まずは精神論から離れること。


計画的かつ持続可能なアプローチを選ぶことが、ポイントだとお伝えしたい。


意味のない自己啓発で疲弊するのではなく、人生をより良くするために取り組んでくださいね。