こんにちは!リバティです。
当記事では、目標達成率の向上が認められている事前準備「MACの原則」についてご紹介していきます。(パソコンのMACではないですよ^^;)
あなたは自己啓発の取り組みで、効果的な目標設定ができないと悩んでいませんか?
私も自己啓発に取り組み始めた頃は効果的な目標設定ができず、挫折したり3日坊主で終わってしまう失敗を繰り返してきました。
自己啓発の経験が長くなるにつれ、ある程度の失敗には対処できるようになりましたが、良い目標設定の方法が見つからず長年苦労してきました。
しかし最近になり、「MACの原則」というものを知り実践したところ、効果を実感する事ができましたので皆様にご紹介させていただきます。
自己啓発の目標設定に悩んでいる方は、ぜひ参考にして頂けたらと思います(^^)
それでは、いってみましょう!
自己啓発の目標設定には必ず悩む
自己啓発に取り組む人は、必ずと言っていいほど目標設定に悩む事になります。
これは、自己啓発が誰かに求められてするものではなく、スタート→過程→ゴールまでの流れを自分の判断で組み立てて行わなくてはならないからです。
勉強や仕事であれば求められるクオリティや期限(ゴール)が決められているため、スタートと過程、もしくは過程のみに力を注げば自ずと結果が出せます。
しかし、自己啓発は全て自分で考えて取り組まなければならないので、過去に自分で計画を立案・実践し結果を出した経験がない人にとってはハードルが高いのです。
私も自分で物事を考え、実践して結果を出した経験が乏しかったため、自己啓発に取り組んだ当初は挫折ばかりしていました。
それなりの期間続いて挫折したならまだ良い方で、中には1週間ほどで継続を諦めた事もあるくらい目標設定で躓き、悩みました。
また、自己啓発は成長意欲が高い人が取り組むため理想が高くなりがちで、実現の可能性が低い目標を立て実践する事が難しくなる心理状況を作りやすくしてしまいます。
この心理状況についての詳細は、こちらの記事にまとめてありますので参考にしてみてください。
当記事では、偽りの希望症候群(シンドローム)についてご紹介していきます。 あなたは「自己啓発を活かせない」、「自己啓発に取り組んでも効果が出ない」と悩んでいませんか? ツイッターでも、自己啓発に対して以下のような意見が見 …
このような状況が重なりやすくなるため自己啓発における目標設定は難しく、多くの人が頭を悩ませる事となります。
目標設定に効果的なMACの原則とは?
このように多くの人が悩む自己啓発の目標設定ですが、ここからは私が実践し効果が実感できた「MACの原則」の詳細についてご紹介させて頂きます。
この「MACの原則」とは、2011年にオランダのアイントホーフェン工科大学の研究チームが、複数の事前準備に関する研究結果を集めて統合し、様々な角度から再分析して結論付けられた目標設定に効果的な要素の事です。
引用元:http://connection.ebscohost.com/c/articles/67333233/effect-goal-setting-group-performance-meta-analysis
この論文を見ただけでは理解しにくいかと思いますが、人間行動科学研究員のヴァネッサ・ヴァン・エドワーズさんが、The Science of Goal Settingの記事で詳しく解説していましたのであわせてご紹介させて頂きます。
引用元:https://www.huffpost.com/entry/the-science-of-goal-setting_b_6335764
MACの原則の要素は3つあり、
・Measurable(メジャラブル):測定可能性
・Actionable(アクショナブル):行動可能性
・Competent(コンピテント):適格性
の頭文字3つをとって名付けられています。
では、各要素の詳細を確認していきましょう
Measurable(メジャラブル)測定可能性
Measurable(メジャラブル)は、目標が曖昧なものではなく具体的な数字として測れて設定できるという事です。
一例として、「資格を取りたい」という目標を立てたと想像してみてください。
ただ「資格を取りたい」と考えるだけでは、何をいつまでにどのように変えれば目的が達成できるか分からず、より詳細な計画を立てる事ができません。
そのため具体的な数値目標として表し、自分が目指すべき成果を正しく把握する必要があります。
前述した例に、Measurable(メジャラブル)を当てはめて考えると、
・6ヶ月後の資格試験に合格するため、80%以上の点数を取る
というような数値目標となります。
このように、具体的な数字として表す事がMeasurable(メジャラブル)の要素となります。
Actionable(アクショナブル)行動可能性
Actionable(アクショナブル)は、ゴール(目標)へ至るまでのプロセス(行動)を明確にするという事です。
Measurable(メジャラブル)で設定した数値目標をもとに、目標達成までに必要な行動を明確にする事で、「何をすればよいのか」、「どんな準備が必要か」を具体的に見えるようにして行動しやすくするのが目的です。
この時できるだけ詳細にプロセスを想像する必要があるのですが、最初の段階で完璧を目指そうとすると身動きが取れなくなってしまうので注意してください(;^ω^)
コツとしては、初めて目標を立てた時は7~8割位で1度動き出し、少し進んだら追加で必要な事がないかを考えるようにすると実践しやすいです。
行動しやすくするのが目的なので、完璧主義になり行動できなくなっては本末転倒です。
Measurable(メジャラブル)をもとに考えると、「6ヶ月後の資格試験に合格するため80%以上の点数を取る」ために必要なプロセスは、
試験直前には過去問で90%は点数を取る必要がありそうだ
↓
過去問で90%取るためには、テキストを2周学ぶ必要がありそうだ
↓
テキストは200ページあるから、180日で2周するためには1日3ページ以上しなければ間に合いそうにないな
↓
急な残業や体調不良に備えるため、1日5ページ進めるようにしよう
↓
1日5ページすると約1時間かかるが、予定より早く終わるなら過去問を確認しながら予習する時間に当てよう
というように、可能な限り詳細に想像してプロセスを考えていく事がActionable(アクショナブル)の要素となります。
Competent(コンピテント)適格性
Competent(コンピテント)は、自分の価値観に合っているかどうかという事です。
人が目標を設定する時、必ず満たしたい欲求や自分の持っている価値観をもとに考えます。
目指している目標が自分の価値観に合致していないと、達成できたとしても満足できないため取り組んだ意味が分からなくなってしまいます。
また、具体的な数値目標とプロセスが決まり取り組みが順調に進んでいても、途中で自分の価値観と合致しないと感じた瞬間にやる気が出なくなるでしょう。
これでは目標を立ててまで実践した意味がなくなってしまいます。
このような状況を防ぐために、Competent(コンピテント)を考える必要があるのです。
例としてあげた「資格を取りたい」という目標を達成したい理由が、
・キャリアアップのため
・転職のため
のように明確な考えや欲求が分かれば、Competent(コンピテント)の要素を含んでいると言えます。
しかし、目標を達成したい理由が、
・なんとなく必要そうだから
・みんなが取り組んでいるから
このように曖昧なままだとCompetent(コンピテント)の要素を含んでおらず、自分で納得できる目標の設定ができないので「MACの原則」を活用するうえでは最も重要な要素になります。
以前は自己啓発の目標設定にSMARTの原則を使うも・・・
MACの原則を知る以前は、目標設定にSMARTの原則を取り入れて使っていました。
SMARTの原則とは、
・Specific…具体的である
・Measurable…数字で測定可能である
・Achievable…実現可能である
・Relevant…自分と関連がある
・Time-bound…期限がある
という5つの要因からなるもので、1981年にジョージ・T・ドラン氏の論文により発表されました。
主にビジネスで活用されていますが、困った事に考え方が様々あって混乱してしまうんですよね(;^ω^)
MACの原則は、メジャラブル、アクショナブル、コンピテントの3つで変わらないため、初心者でも分かりやすく取り組みやすいのですが、SMARTの原則は応用パターンがあり、どの考え方が一番自分に合っているのか判断するのが難しかったです。
今回紹介したSMARTの原則は私が使っていた時の考え方ですが、特にAとRの頭文字は異なる内容のパターンがあり、私は目標を設定する前に迷子になってしまいました(;^ω^)
目標設定はゴールまでの道筋を分かりやすくするものでなければ意味がないと感じたため、今では使わなくなりました。
ただでさえ仕事で忙しいのに、目標設定で試行錯誤したくなかったからです。
私の自己啓発の取り組みにはMACの原則が効果あり
前述したように、SMARTの原則で迷ってしまった私を救ってくれたのがMACの原則です。
「何をどれ位まで」、「どのようにして取り組み」、「なぜ取り組むのか?」が明確にできるため、全てを自己完結させる必要がある自己啓発の目標設定として非常に効果があると感じています。
人は大きな目標を立ててしまうとゴールまでの距離が遠くなり、やらない理由を無意識で探してしまうため、MACの原則はそのような心理状況を作りにくくさせる効果も期待できます。
また、複雑な事を考えて目標設定で悩み、取り組み自体がストップしてしまっては自己啓発に取り組む意味がなくなってしまいます。
私も目標設定で悩みましたが、様々な考え方を実践してきたなかでMACの原則の有効性を実感できましたので、皆様に自信を持っておすすめさせていただきます(*^^*)
まとめ
今回は目標達成率の向上が認められている、「MACの原則」についてご紹介させて頂きました。
目標設定は複雑に考える事ではなく、スタートからゴールまでの流れを分かりやすくし、迷わず実践するために必要なものです。
しかし、自己完結させなければならない自己啓発において、効果的な目標設定をする事は私も難しいと感じてきました。
ですが、スタートラインで躓いてばかりでは成長は望めないため、MACの原則を活用して自己啓発の取り組みに役立てて頂ければ幸いです。
皆様が効果的な目標設定をできるようになり、自己啓発の効果を引き出せることを願っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
リバティでした(^^)
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